zenioのゲーム記録

自分用ゲームプレイ日記

【レビュー】ORWELL

 

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現代の架空の国を舞台にしたアドベンチャーゲーム

エシュロンや金盾のような大規模な情報監視システムが運用され始めたという時代背景の中、あるテロ事件の真相を突き止めるため、捜査機関の一員として 監視カメラ、WEBサイト、メール、電話、果ては個人のPCのデスクトップまで覗き見しながら首謀者を探し出す。

ゲーム自体はテキストや音声を読み進めながら、マークアップされた重要キーワードのうちどれを報告して、どれを報告しないかによって多少展開に変化があるが、難度的にはそれほど高くない。が、日本語への翻訳の質が高くないことによって少し難しくなっている。

 

ストーリーもそこそこ面白く、4~5時間もあればクリアできる。何よりも他のゲームではちょっとできない体験ができるので、わりとお勧め。 タイトルにもなっている「ORWELL」はアメリカの作家ジョージ・オーウェルから取られており、オーウェルの「1984年」のように監視社会がテーマとなっている。が、SF感はあまりない。技術的には現代レベル。

 

以下ネタバレ感想

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【レビュー】Hollow Knight

 

いわゆるメトロイドヴァニア

広大なサイドビュー2Dマップを探索しながらボスと戦い、アイテムを集めて能力やアクションを強化していくゲーム。

 

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序盤~中盤までの出来は良く、ダッシュや二段ジャンプなど新しいアクションを獲得するたびに行動範囲が広がって今まで苦戦していた敵を容易に倒せるようになるのは楽しい。が、中盤以降、難しさとウザさを履き違えた難所が続出するのではっきり言ってストレスが溜まる。具体的に言うと、足場が悪かったり狭かったりするポイントで飛び回る敵がバンバン弾を撃ってくるところ。こういうアホでもできる方法で難度を上げられても少しも面白くない。闘技場などはこれに加えてクソ長い連戦を強いられるという更なるストレス要素の上積み。水晶山で登場するスイショウバエも酷い。攻略自体は「輝く子宮」のチャームが鬼のように強いので、これがあればなんとかなるが使っても楽しくない。足場で殺しに来る敵がここまで多くなければかなりの良ゲーだったと思うので非常に惜しい。

 

世界観やロストのシステムなど、ダークソウルを連想させる雰囲気だが、ゲームとしてもダークソウルシリーズの悪いところを煮詰めた感じがする。特に敵のアクションでなくストレスフルな足場でプレイヤーを殺しに来るところ。Undertaleをやっているときもそうだったが、シューティングゲームで弾避けをやっているような気分になるゲームは性に合わないようだ。

【レビュー】Shaow tactics

 

安土桃山~江戸時代をテーマにした見下ろし型ステルスゲー。海外ディベロッパ製だけあって、時代考証はグダグダで外人の作るインチキ時代劇テイストも十分。

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ステルスゲームとしてのの特色としては以下の点が挙げられる。

・敵の視界が広く、検出力が高い。視界を表示しておけるキャラも1体だけで、完全ステルスを目指すとかなり難しい。

・複数キャラを任意に切りかえ、それぞれの特技を活かしながら進めるマルチキャラ形式。事前に登録して置いた行動を1ボタンで発動させることで、1人プレイながらリアルタイム連携も可能。

・いつでもどこでも1ボタンクイックセーブ可能、死に覚え前提でリトライが極めて容易

 

かなり良くできたゲームだが、ステルスゲームは敵がアホだから楽しいということがこのゲームをやってて初めて分かった。爽快感を求めると肩透かしを食らう。テイストとしてはパズルゲームに近い。