【レビュー】ベヨネッタ2
2014年にWiiUで発売されたゲーム。
前作のベヨネッタがPS3とXBOXで発売されていたこともあり、大量に難民を発生させた罪深いゲーム。(パブリッシャの都合で仕方ないのだが)
2018年の2月にSwitch版が発売され、ようやく自分もプレイできることになった。
前作との比較で言えばほぼ同じゲームと言っていいが、イベント中に挿入される覚えるまで何度も即死を強いられる上に操作に割り当てられたボタンに何の必然性もない最悪のQTEが撤廃されたことでゲームとしての完成度は飛躍的に高まった。
アクションゲームとしては前作に引き続きコンボを続ける気持ちよさ、バリエーションの多さ、敵の攻撃をギリギリで回避することで発生するウィッチタイムと、どの要素も非常にシステムと噛み合っていて、コンボ型の3Dサクションゲームとしては最高峰の完成度を誇っている。今作ではこの強みも更に磨き上げられていて、とにかく避けて戦っているだけで楽しい。前作よりもダッジオフセットの重要性が上がっている点などが良いと思う。神谷ディレクターも自分のTwitterでゲームを楽しむうえで重要なシステムとしてやり方まで紹介している。
ダッヂオフセットのやり方 (1/4)
— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) February 20, 2018
・攻撃ボタンを連続して押すとコンボが出ますが…#Bayonetta #ベヨネッタ #NintendoSwitch pic.twitter.com/5gURbGKeDX
シナリオは前作をやっていないとかなり意味不明だと思われるが、興味ない人にはどうでもいいかもしれない。
キャラクターデザインも前作とはうって変わってショートヘアという個人的にどストライクなデザイン変更なので、前作プレイ者にも未プレイ者にもぜひプレイしてもらいたい傑作である。しかしこうしてSwitch版が発売されなければプレイすることもなかったと思うと、有難い話である。