zenioのゲーム記録

自分用ゲームプレイ日記

【レビュー】No man's sky

 

宇宙ゲー。

自動生成された広大な宇宙を宇宙船で飛び回り、惑星を探索したり交易したり海賊と戦ったりしながら宇宙の中心を目指すゲーム。

自動生成された1800京個以上の惑星を含む極めて広大なゲーム空間の広さがウリ。

発売当初はただ広いだけでやることがなく、きわめて不評だったが、少しずつコンテンツが拡張され、惑星での基地作りなども可能になってレビューの評価も良くなってきた。

 

 

2020年4月の最新のアップデートではロボットまで乗れるようになり、ますますゲーム内世界に広がりが出ている。

  

プレイ時間65時間でそろそろ飽きて終了。

 

ゲームの良い点としては、カジュアルであること。宇宙サンドボックスゲームには「Elite Dangerous」や「X」シリーズなどがあるが、いずれも操作、システム共に複雑でとっつきにくい。その点No man's skyは操作もシステムも簡潔なので、手軽に宇宙旅行を楽しめる。また、どちらかといえば宇宙旅行の中でも惑星探査を主眼に置いている部分が特徴といえる。

 

悪い点もまたカジュアルである部分で、船の強化やスーツの強化、交易、建築などできることの幅は広いが一つ一つが浅い。これはゲーム初期には簡単にいろいろできてたのしー、という良い点なのだが、やっていると先が見えてきてしまい、「もういいや…」ってなる。

 

特に船。戦艦や貨物船、探索船などタイプはあるが、最高級クラスの船を手に入れる方法が宇宙ステーションに張り付いて、たまたまいい船に乗って来た異星人から金で買うという実に味気ない入手方法で、なんとも退屈。金と資源を使って見た目、性能から自分でカスタマイズできるような仕組みでないと愛着がわかない。

 

惑星ごとの個性もいくつかのパターンに収まってしまっていて、動植物の見た目などもだいたい似通っている。異星人も3種類しかいないうえに、どの星に行ってもどれかの異星人の遺跡があったりして、前人未到の惑星を開拓しているという感覚に乏しい。

 

とはいえ50時間くらいは十分遊べるゲームなので、ちょっと宇宙サンドボックスゲーをやってみたい、という人には最適なゲーム。なんせ他ゲーの敷居が高すぎる。一つのゲームに200時間も300時間も投資するタイプでないならこっちの方がいいでしょう。

 

またゲームそのものとは関係ないが、リリース直後に圧倒的な不評でぼこぼこに叩かれても、売り逃げしないできちんと遊べるゲームに仕上げた制作会社の姿勢は非常に評価できる。