【レビュー】ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
2016年発売のボクセル型3Dアクションゲーム。
プレイしたのはPS4版。
いわゆるマインクラフトのフォロワーだが、ステージクリア型でステージが変わるごとにフィールドがリセットされ、ステージごとにクリアのための制約条件や登場するブロックやクラフトアイテムの種類が変わるのが独特のプレイフィールを醸し出している。
個人的にスクエニには良い感情を持っていないのでスルーしていたゲームだったが、やってみると面白かった。この手のマインクラフト系のゲームの入門としては最適と感じるが、底の浅さが否めない。
・良い点
カジュアルで操作性が良く、同系統のゲームと比較してもプレイしやすい。
LRボタンを使う事で上下段にフォーカスを固定しながら設置や破壊ができるなど、慣れるとかなり快適に建築作業を行うことができる。
特定の条件を満たした部屋を作ることで、ステータスにボーナスが加わったりと、建築に多少の意味がある。
要素としては薄いが住人の管理等の部分もあり、建物づくり+街づくりの要素が楽しめる。
・良くない点
家具・ブロックの種類が少ないのは致命的。ステージクリアを目的としたプレイではそれほど問題ないが、やはりこの手のゲームの醍醐味はフリービルドモードであって、似たような柄の建物しか建てられないのは非常にまずい。
家具・ブロックの設置時に任意の方向に回転できないのもかなり致命的。プレイヤーの立つ方向を変える意外に設置方向を変えられないのだが、足場の状況によってそれが不可能なことが多々あり、非常に面倒。何を考えてこの仕様にしたのか、設計者の正気を疑うレベル。