【レビュー】オトギフロンティア
DMMGAMESのゲーム。
読んでるブログで紹介されていたのでやってみた。
結論から言うと悪くないけどこの手の毎日ログインしてボタンを押すゲームはいくつも並行するのは辛い。かと言ってお花を辞めてまでやりたいゲームでもない。
基本的にはテンプレのソーシャルRPGで、ガチャを回してキャラを集めてイベントやステージをひたすら周回するだけの脳死ゲー。この手のゲームはつまるところ「ボタンを押すと数字が増えるゲーム」で、「快適にボタンが押せるか」「増えた数字に対する見返りがあるか」がすべて。つまりこれを極限に近いところまで抽象化するとクッキークリッカーになる。クッキークリッカーが少し複雑になってゴージャスでえっちなフレーバーテキストやグラフィックが付いたゲームと思えば間違いない。
ボタンを押すと数字が増えるのは人間の根源的な欲求に合致した反応なので、これはこれでゲームとしては非常に正しい姿と言える。課金する*1といっぱい数字が増えるし、無課金だと少ししか数字が増えなかったり全く増えなかったりする。
オトギの場合、増えた数字に対する見返りはある。最高レアは入手しやすいが、属性別にPTを組むので5属性×5キャラで25人の各属性の最高レアに使い道があるし、レイドボス、難ステージ攻略で求められるスキルが違ったりするし、装備、スキルの強化、精霊の強化まで追求しようと思うとかなりのボリュームになる。つまりエンドコンテンツが深いのでいつまでもボタンを押して数字を増やし続けるモチベーションを維持できる。しかしインフレが激しいような印象は受ける。つまり新しく出たキャラほど明らかに強い。
快適にボタンを押せるかと言うと、クライアントが重くレスポンスが悪い。全体的にもっさりしている。
キャラ・シナリオは内面、外見とも普通レベル。
やはりボタンを押すと数字が増えるゲームの最高峰は、この手のゲームにユーザーが求める最大のニーズを表現する「AFN」*2なる言葉を生み出したフラワーナイトガールだと思っている。ユーザーの頭を悪くする力においてオトギはお花を超えていない。どうせやるならお花をやってAFNになろう。