zenioのゲーム記録

自分用ゲームプレイ日記

2018年度個人的GOTY 結果発表

2018年度 個人的GOTY【結果発表】

 

【GOTY】 Red Dead Redemption 2

【次点】 ダンジョンメーカー

【特別賞】 METAL MAX Xeno(メタルマックス ゼノ)-滅ぼされざる者たち-

 

2018年を振り返ると2017年の発売日に買ったスプラトゥーン2が圧倒的なプレイ時間を占めてました。2018年8月くらいまでやってたので、1年以上遊んでたことになります。スプラ2は2017年ノミネートなので2018からは外れますが、実質的にはほぼスプラ2の年であったと言っても過言ではないでしょう。2017年はゼルダが強すぎた。

 それ以外で見ていくと今年は小粒なゲームが多い年でした。というか去年のゼルダが凄すぎて何を見ても小粒に見える病気かもしれません。

 

その中でやはり一番強烈な印象を残したのはRDR2でしたね。ゲーム史に残る傑作と言っていい前作から見て、続編としてはほぼパーフェクトな出来でした。前作の世界観をさらに掘り下げる質の高いシナリオと演出、更に進化したグラフィック、ロックスターらしい尋常ならざるオープンワールドのディティールの作り込みは唯一無二の存在感を示していました。一方でUIがかなり不出来な事、オンラインがやや期待外れな出来だった点がマイナスでした。何よりゲームシステムに前作からの進歩があまり感じられなかったことも将来的に不安要素として残ったと思います。

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次点のダンジョンメーカーは小粒なゲームですが、リプレイ性、中毒性が非常に高く、今年のSlay the spireを筆頭としたローグライトなデッキ構築型ゲーム流行の中でも、完成度の面とプラットフォームがスマートフォンという点で一歩リードしていると思います。今年のトレンドを象徴した一作と言えるのではないでしょうか。

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【特別賞】はゲームの出来不出来よりシリーズとしてのポテンシャルを考慮しました。

ダークアリズンかメタルマックスゼノで悩みましたが、オープンワールドアクションRPGなら他にも有望そうなIPはいくらでもありそうなので、戦車+ハクスラという独自性を加味してメタルマックスにしました。メタルマックスという唯一無二のIPとダンジョン探索RPGハクスラという新しい挑戦は、洋ゲーのように巨大資本を投下した大作を作れない和ゲーにとっては狙い目だと思います。戦車という要素はキャラビルドシステムとも相性が良く、ディアブロやグリムドーン、PoEのような2DハクスラRPGの次の世代を担えるような気がしてます。一方でゲームの端々に見える開発元のセンスの悪さが引っかかるところではあります。有望なインディーゲームの開発者に投げてもいいんじゃないですかね。

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惜しかったのはドラクエビルダーズ2ですね。進行不能バグを放置してのリリースは問題外でしょう。特にプレイヤーの自由な発想を活かした「やりたいことが自由にできる」ゲームであのガチガチのフラグ管理は明らかな設計の失敗だし、それでバグを出していては話になりません。クリア後のフリービルドモードでは完全に前作を上回っていますが、そこに至るまでのゲーム体験で言うと前作に劣っています。まあ、クリア後のフリービルドが本番とも言えるゲームなので総合評価で言えばかなり高くつけてもいいのですが、なかなか難しいところです。ストーリーモードも前作並みのクオリティを保っていればGOTYも狙える素材だっただけに残念です。

 

 

 その他雑感

 ゲーム業界全体を見渡すと今年はPUBGが作ったバトロワゲーの流行を荒野行動、Fortniteが大きく広げた年でした。個人的にフリーフォーオールのルールがあまり好きでなかったのと、スプラ2で体験したジャイロ操作によるエイムがあまりにも快適すぎて、姿勢の辛いマウスやストレスしかないパッドでシューターをプレイする気になれなかったので手を出しませんでしたが、この流行はまだ続きそうです。

 

それから個人的にはノーマークだった「ゴッドオブウォー」が見事にGOTYを受賞していました。シリーズへの評価としては、アクションゲームとしてベヨネッタを超えるものではないと思っていたんですが、最新作はかなりの進化を遂げているようなので、そのうち時間があればプレイしてみる必要がありそうです。あと「Detroit Become Human」も気になっているのでそのうち手を出すと思います。

 

VRは本格的にダメな雰囲気が漂ってますね。フライトシミュやレースゲーでは非常に高いポテンシャルを持っていると思っていましたが、エースコンバット7もPS版以外はVR非対応という事で、いったいどうするんでしょう。VRの本領はスペック上の問題から見て、やはりPCだと思うんですが。「Beatsaber」はなかなか興味深いゲームですが、プレイのためにディスプレイの前にある程度体を動かせるスペースが必要、というのが自分にはなかなか大きなネックになっています。

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2019年の展望ですが、3月に控えている「sekiro」が最有力候補です。

 

これまでもソウルシリーズは全部個人的GOTYに選んでいるので、宮崎監督の上に今回は天誅シリーズライクな要素も入るとあって、もう約束された神ゲー感しかありません。

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あとゾンビゲー「Days Gone」と3Dメカアクション「ANTHEM」にもかなり期待をしてます。